ホンソメワケベラ(左が鏡像)(大阪公立大提供)
自分より大きな個体との縄張り争いを避ける「ホンソメワケベラ」という魚は、鏡に映った姿を自身と認識でき、さらに鏡から得られた自分の情報を使って他者の大きさをより厳密に判断できるとの実験結果を、大阪公立大などのチームが20日までに英科学誌に発表した。 自分の内面に自分の顔や大きさなど「自己」のイメージを持っているためとみられ、人以外の動物で自己のイメージを持つことを示した初めての例としている。 ホンソメワケベラは縄張りを守るために魚同士でかみつき合って戦う。その際、お互いの体長を把握するように並んで泳ぐことが知られている。
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