秋篠宮ご夫妻は20日、福井県越前市のサンドーム福井で第47回全国育樹祭の式典行事に出席した。秋篠宮さまは「かけがえのない森林を後世へと引き継いでいくことは、私たちに課せられた大切な務め」とあいさつした。

 秋篠宮さまは、福井県の総土地面積のうち約75%が森林面積で、林業支援や県産材の利用拡大にも取り組んでいることに触れ、「戦後造林された人工林を中心に本格的な利活用期を迎えている今日、このような取り組みには大きな意義を感じます」と期待を寄せた。

 式典会場を発つ際にはご夫妻で、地元の「みどりの少年団」に参加する小学生に声をかけ、「活動を頑張ってください」などと笑顔で励ました。(中田絢子)

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