関東地方は19日、低気圧に向かって南から流れ込んだ暖気と日差しの影響で、季節外れの暑さとなった。東京都心では気温が30.1度に達し、1885年の統計開始以降、140年間で最も遅い真夏日(最高気温30度以上)となった。

真夏日となり、薄着で行き交う人たち=東京・銀座で(池田まみ撮影)

 これまで都心で最も遅かった真夏日は2013年の10月12日(31.3度)。今月の都心の真夏日は3回目で、10月の最多記録を塗り替えた。  各地の最高気温は、埼玉県越谷市で30.6度、東京都練馬区で30.3度、茨城県北茨城市で30.1度、神奈川県海老名市と千葉県鴨川市で30.0度など。  気象庁によると、20〜21日の関東は気温が急降下するが、週半ば以降は再び平年より高めの気温が予想されている。(宇佐見昭彦) 

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