19日午前7時半ごろ、東京・大田区の首都高速道路・湾岸線西行きの「多摩川トンネル」内で、トラックが軽乗用車に追突するなど合わせて7台が絡む事故が起きました。
警視庁や東京消防庁によりますとこの事故で、追突された軽乗用車に乗っていた20代くらいの男性1人が意識不明の重体になっているほか、12人がけがをして病院に搬送されたということです。
警視庁はトラックの30代の運転手を過失運転傷害の疑いでその場で逮捕しましたが、けがの治療のため釈放しました。
調べに対し、「メーターを見るのに気を取られて、前をよく見ていなかった」などと話しているということで、警視庁が詳しい状況を調べています。
現場の「多摩川トンネル」は、羽田空港と川崎市の浮島を結ぶトンネルです。
事故のおよそ1時間半後の現場
事故のおよそ1時間半後に現場を通過した車の中から撮影された写真では、トラックの前方で2台の車がぶつかり、車体の一部が破損している様子がうかがえます。
また、トラックの後方では警察や消防が現場の状況を確認している様子が写っています。
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