地方新聞47紙と共同通信社が全国のまちづくりを応援する本年度の第15回地域再生大賞は、第1次選考を通過した全都道府県の団体やプロジェクト計51件が18日までに出そろった。サブテーマは「今、ここで暮らしたい 切り拓くエネルギー」。今後の選考に当たって、地元への愛着に根差した活力ある取り組みに注目する。来年1月下旬に大賞など各賞を発表し、2月27日に表彰式を開催する。 各紙や共同通信などが選んだ51件の活動分野は観光振興や伝統文化継承、食や農、環境問題など多岐にわたる。多様な人々が生き生きと暮らせるまちを目指し、若者や女性の挑戦を後押ししたり、高齢者の生活支援、育児期家庭の孤立防止に取り組んだりしている。 委員長の沼尾波子東洋大教授ら4人の選考委員が、新規性や地域住民とのつながり、発展性といった観点から書類審査、現地視察を実施する。大賞の副賞は100万円。 各団体の活動は新聞紙面や地域再生大賞ホームページなどを通じて広く発信する。 地域再生大賞は2010年度から毎年度開催。これまでに延べ701団体を表彰した。
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