東京都新宿区歌舞伎町の区立大久保公園で客待ちしていた少女を買春したとして、警視庁保安課などは18日、児童買春・ポルノ禁止法違反(買春)の疑いで、会社員の児玉充弘(あつひろ)容疑者(53)=東京都世田谷区=を逮捕したと発表した。逮捕は17日付。大久保公園では客待ち行為が問題となっているが、保安課によると、買春側の摘発は初めて。

 逮捕容疑では、15日午後3時すぎ、同区歌舞伎町のホテルで、都内在住の高校生の少女(16)が18歳未満と知りながら、現金2万円を渡して性交し、児童買春したとされる。

◆「18歳未満と知らなかった」…少女は「16歳と答えた」

 同課によると、「2万円を渡し性行為したが、18歳未満とは知らなかった」と容疑を否認。少女は「ホテルへの移動中に年齢を聞かれたので、16歳と答えた」と話しているという。  少女はメンズ地下アイドルの応援活動のため金が必要になり、9月中旬ごろから週に3回程度、大久保公園で客待ちをして、これまでに70万円近くを稼いだと説明しているという。 

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