「PFAS」は、1万以上の種類がある有機フッ素化合物で、このうち「PFOS」などの3種類は有害性が指摘されています。
都などによりますと、10月3日にアメリカ側の情報として「今年8月の大雨でアメリカ軍横田基地の消火訓練エリアからPFOSを含む4万7000リットル余りの水があふれ出し、一部が基地の外に出たおそれがある」などと防衛省北関東防衛局から連絡を受けていました。
これについて、基地に隣接する福生市などによりますと、16日にアメリカ側の追加情報として、「あふれ出した水は、雨水配水系統に流入し、基地南西部の排水口から、おそらく流れ出た」などと連絡があったということです。
この場所は福生市にあたりますが、アメリカ側は「排水系統が地下深くにあり、排水口がある場所の現地調査は実施していない」としています。
都や周辺自治体でつくる協議会は、国に対し、公共用水や地下水への影響を調査分析して公表するよう求めていて、都は「今後の対応については、周辺の地元自治体と連携して必要な対応を求めていきたい」とコメントしています。
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