栃木遺体遺棄事件 新たに20代の男の容疑者逮捕 遺体損壊の疑い

4月16日の朝、栃木県那須町で、都内の会社役員、宝島龍太郎さん（55）と妻の宝島　幸子さん（56）が遺体で見つかった事件で、警視庁と栃木県警の合同捜査本部は、埼玉県越谷市の建設業、平山綾拳容疑者（25）を遺体を損壊した疑いで、4月21日に逮捕しています。

調べに対し、「ある人物から遺体の処理などを指示された。それを自分の知人2人に依頼した」と供述したことなどから、ほかにも関わった人物がいるとみて捜査を進めていました。

捜査関係者によりますと、その結果、事件に関わった疑いがある20代の男の容疑者が28日、沖縄県の那覇空港にいるところを捜査員が見つけて身柄を確保し、遺体を損壊した疑いで逮捕したということです。

容疑者を乗せた飛行機は午後0時45分ごろ羽田空港に到着し、このあと都内の警察施設に移送されることになっています。

警視庁などは、ほかにも関わった人物がいるとみて、詳しいいきさつを調べることにしています。