第11管区海上保安本部によりますと、尖閣諸島の久場島と南小島の沖合で、中国海警局の船2隻が日本の漁船1隻の動きにあわせるように、15日午前7時20分ごろから相次いで日本の領海に侵入しました。

船はおよそ29時間領海内を航行し、日本の漁船がこの海域から離れたあと、いずれも16日午後0時10分すぎに領海を出ました。

海上保安本部は、再び領海に入らないよう警告と監視を続けています。

尖閣諸島の沖合で中国海警局の船が日本の領海に侵入するのが確認されたのは今月13日以来で、ことしに入って35件目です。

鄭重声明:本文の著作権は原作者に帰属します。記事の転載は情報の伝達のみを目的としており、投資の助言を構成するものではありません。もし侵害行為があれば、すぐにご連絡ください。修正または削除いたします。ありがとうございます。