天皇、皇后両陛下は14日、岐阜市で開かれた第39回国民文化祭、第24回全国障害者芸術・文化祭の開会式に出席された。天皇陛下は「地域の伝統や文化の魅力が再認識されるとともに、文化芸術活動の裾野が広がり、新たな文化の創造につながっていくことを期待しております」とあいさつされた。
これに先立ち、両陛下は開会式の冒頭で、能登半島地震や石川県能登地方を襲った豪雨の犠牲者に黙とうされた。
両陛下は岐阜県の文化を表現した踊りや歌などの舞台も鑑賞し、式後に出演者らと懇談された。陛下は歌舞伎を披露した男性に「弁慶役の難しいところはどういうところですか」と問いかけられた。国歌を歌った男性には、皇后さまが「素晴らしい歌声で」と話された。
両陛下は15日には、岐阜市での全国障害者芸術・文化祭の作品見学などに臨まれる。同日夜に帰京される。
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