2022年4月、知床半島の沖合で観光船「KAZU 1」が沈没した事故では、乗客と乗員合わせて20人が死亡、6人が行方不明になっています。
船を運航していた「知床遊覧船」の社長 桂田精一被告(61)は、運航管理者などとして事故を未然に防ぐ義務を怠り船を沈没させたとして、業務上過失致死の罪で起訴されました。
釧路簡易裁判所は10日、保釈を認める決定を出し、1000万円の保釈金も全額納付されたことから、桂田社長は正午すぎに保釈されました。
スーツ姿にマスクを着けた桂田社長は、釧路刑務支所の建物から出ると10秒ほど深々と頭を下げ、報道陣の呼びかけには応じることなく車に乗り込みました。
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