宮内庁の西村泰彦長官は10日の定例会見で、右大腿骨上部を骨折し手術を受けられた上皇后さまのリハビリが始まったと明らかにした。車いすに座り、筋力維持のため骨折していない左足を動かすリハビリに取り組まれているという。退院の時期については「1〜2週間のめどは今も変わっていないと聞いている」と話した。

上皇后さまが手術前に訴えられていた足の痛みも、「だいぶ和らいだと聞いている」と述べた。

退院後の医療体制を巡っては、リハビリを担当したスタッフに上皇后さまの住まいの仙洞御所(東京・港)へ「通っていただくことになろうかと思う」と述べた。

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