「はま寿司」側から営業秘密を取得したとして、不正競争防止法違反罪に問われた「かっぱ寿司」の運営法人「カッパ・クリエイト」(横浜市西区)と社員大友英昭被告(44)の控訴審判決で、東京高裁は9日、カッパ社を罰金3千万円、大友被告を懲役2年6月、執行猶予4年、罰金100万円とした一審東京地裁判決を支持し、同社と大友被告の控訴を棄却した。
同社と大友被告はいずれも無罪を主張したが、今年2月の一審判決は、カッパ社側が取得した情報は仕入れ先の確保や交渉に使われるもので、はま寿司側の営業秘密に該当すると認定した。
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