江東区の「東京ビッグサイト」で、9日から始まった「テロ対策特殊装備展」では、国内外の100社余りがブースを出して、最新のテロ対策の資機材や技術を紹介しています。
このうち、ドローン技術を紹介するブースでは、高速で警備対象に近づくなど、不審な動きをするドローンをレーダーで検知し、迎撃用のドローンを自動で動かすシステムを展示しています。
ブースの担当者は、4分ほどで組み立てられる使いやすさもアピールしていました。
このほか、会場では有毒ガスや放射線などを検知する四足歩行型のロボットや、不審者をリレー方式で追尾できる防犯カメラのシステムを紹介するブースなどが出展し、訪れた企業や省庁の担当者などが説明を受けていました。
核シェルターの普及などに取り組むNPOの男性は「有毒ガスの検知など、さまざまなテロ対策の最新技術が学べたので、今、進めている事業に生かしたい」と話していました。
「テロ対策特殊装備展」は、東京 江東区の「東京ビッグサイト」で11日まで開かれていて、入場には、イベントのホームページから事前の申請が必要です。
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