「無痛分べん」は、麻酔を使って出産時の痛みを和らげるもので、小池知事は都知事選挙の際、「無痛分べん」の費用助成に取り組むことを公約に掲げていました。
こうした中、都は、無痛分べんの実態を把握しようと、都内の対象となるおよそ160の医療機関にアンケート調査を行っています。
アンケートでは実施件数や医師や助産師などの体制、それに費用など、およそ60項目を尋ねています。
日本産婦人科医会の調査によりますと、すべての分べんのうち、無痛分べんで出産した人の割合はおととし、全国で11.6%となっていて、5年前の5.2%から倍増しているということです。
東京都保健医療局の佐藤大輔調整担当課長は「出産時の痛みによって『産めない』ということならひとつの選択肢になり得ると思うが、まずは医療機関の体制を確認して、どれくらい安全性が確保できるかを把握したい」と話していました。
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