千葉県のいすみ市と大多喜町を結ぶいすみ鉄道では、10月4日に列車が脱線する事故があり、その後の調査で車両が停止したすぐ後ろで左側のレール1本が外側に横倒しとなったことがわかっています。

7日、いすみ鉄道は、古竹孝一社長などが記者会見を行い、脱線が起きた区間に枕木が劣化している場所があったことを明らかにしました。

そのうえで、枕木の腐食が事故の一因だったとみられるという見方を示し、会社は今後、全線で枕木の点検などを行い、10月末の運転再開を目指すとしています。

いすみ鉄道では2013年に枕木の腐食が原因で脱線事故が起きていて、古竹社長は「利用者にはご迷惑をおかけしておわび申し上げます。安全確認が取れた状態での再開を目指すとともに、点検の頻度など安全対策についても見直しを進めたい」と述べました。

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