会見は日本外国特派員協会で行われ、渋谷区の長谷部健区長と、新宿区の吉住健一区長が出席しました。
渋谷駅周辺はハロウィーンの時期に大勢の若者や外国人が集まってトラブルや雑踏事故が起こる懸念があることから、区は去年、渋谷に来ないよう呼びかける異例の対応をとりました。
その一方で、新宿の歌舞伎町に多くの人が流入したことから、ことしは2つの区が合同で対策を進めることになり、7日の会見で具体策を発表しました。
それによりますと、条例で路上飲酒が禁止されている渋谷駅周辺に加えて、ハロウィーンの期間中は歌舞伎町周辺でも路上飲酒を禁止するほか、それぞれの禁止区域では酒の販売の自粛を要請することにしています。
会見で渋谷区の長谷部区長はことしもハロウィーンの期間中は渋谷に来ないよう呼びかけたうえで「街で迷惑な路上飲酒をして騒ぐのではなく、ルールを守って過ごしてほしい」と訴えました。
また、新宿区の吉住区長は「酒を飲むときは店の中でルールを守って楽しんでほしい」と呼びかけていました。
2つの区はハロウィーンの期間中、パトロールを実施し警戒を行うことにしています。
鄭重声明:本文の著作権は原作者に帰属します。記事の転載は情報の伝達のみを目的としており、投資の助言を構成するものではありません。もし侵害行為があれば、すぐにご連絡ください。修正または削除いたします。ありがとうございます。