宮城県で全県立高の共学化を進めた浅野史郎前知事が27日、さいたま市内で講演した。「税金で運営される公立校が性別で入学者を分けるのは不合理」などと持論を述べた。集会は埼玉県立高の共学化を求める市民団体「共学ネット・さいたま」が主催した。  埼玉では県男女共同参画苦情処理委員が昨年8月、男女別学高について早期に共学化するよう、県教育委員会に勧告している。  浅野氏は、男女がいて新しく生まれる意識や伝統があると強調した。埼玉県教委が県内の中高生らに共学化の是非を問うアンケートを実施していることを批判し、反対意見が寄せられたとしても「県教委は主体性を持って決めるべき」と主張した。


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