東京新聞と劇団俳優座が共同企画した演劇講座「いきなり俳優!藤沢周平 笑いと涙のお江戸深川譚」最終回の27日、東京・六本木の俳優座スタジオで受講生の発表会が開かれた。

発表会で熱演する受講者たち=27日、東京・六本木の俳優座スタジオで

 藤沢周平の名作短編集「驟(はし)り雨」「時雨みち」「竹光始末」を題材に、同劇団所属の島英臣さん(63)から指導を受けた約40人が人情味あふれる長屋の人間模様を演じた。

発表会で熱演する受講者ら

 東京都足立区のデザイナー石垣孝浩さん(54)は「普段は触れることのできない時代劇の特別な世界観を味わえた。緊張したが、とても楽しく、また受講したい」と話した。

◆次はシェークスピア「ハムレット」受講生募集中

 演劇講座は昨年5月にスタートし、これまで4期開催。6、7月に予定する第5期では、シェークスピアの4大悲劇のひとつ「ハムレット」を取り上げる。受講生の募集は5月8日まで。詳細は特設サイト「東京新聞 ハムレット」。問い合わせは東京新聞オフィシャルショップ=電03(6910)2542=へ(平日午前10時~午後5時)。 

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