能登半島地震で甚大な被害を受けた石川県輪島市では大型連休初日の27日、全国から駆け付けたボランティアが、壊れた家屋の片付けやごみ出しに汗を流した。連休中は活動人数が増える見込みで、受け入れ側は態勢を拡大し対応している。  輪島市の住職平田力精さん(64)は、地震で寺の本堂兼自宅が損壊したため、割れた食器や壊れた家具の運び出しを依頼した。「来てもらえて本当に助かった」とほっとした様子。  市社会福祉協議会によると、通常1日約20件の依頼に対し、連休中は避難先から戻る住民も含め倍近く要請があり、活動人数も最大100人程度になる見込み。通常よりボランティアの受け入れ拠点を増やし対応しているという。


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