両陛下は、5日昼前に特別機で佐賀空港に到着し、午後3時ごろ佐賀市内の陸上競技場に入られました。

今大会は、国体=国民体育大会から国民スポーツ大会に名称が変わってから初めての開催で、開会式では、全国47都道府県の選手団が地元の魅力や特産品などをアピールしながら入場し、両陛下は会場に集まった人たちとともに手拍子されていました。

天皇陛下は、おことばの冒頭で、能登半島地震と各地の大雨や台風などによる犠牲者への哀悼の気持ちや、遺族と被災者へのお見舞いの気持ち、それに一日も早い復旧・復興を願う気持ちを示されました。

そのうえで、「参加される選手の皆さんが、日頃の練習の成果を十分に発揮されるとともに、お互いの友情を育み、地元佐賀県の皆さんとの交流を深められることを願っております」と述べられました。

このあと会場では、オリンピックの聖火にあたる炬火(きょか)がリレーされて炬火台にともされ、佐賀県の代表選手2人が選手宣誓しました。

両陛下は、6日午前、佐賀市内の多目的アリーナで、成年女子のバレーボールの試合を観戦される予定です。

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