警察によりますと、ことし3月、松戸市に住む66歳の男性がインターネット上の投資関連会社の広告にアクセスし会員登録を行ったところ、ギリシャ人やカナダ人などの従業員を名乗る複数の人物らから「投資すれば利益が得られる」とか「100万円を投資すれば1250万円になる」などと電話やメールなどを通じてうその投資話を持ちかけられました。
男性は指定されたインターネットバンキングの口座にあわせて117万円あまりを振り込んだということです。
さらに、6月から7月にかけて別の従業員を名乗る人物から、ドバイに暗号資産の口座を開設するよう持ちかけられ、男性は指定の口座に暗号資産およそ1億2700万円あまりを送金し、現金とあわせておよそ1億2900万円をだまし取られたということです。
男性はその後、相手先と連絡が取れなくなったことから、だまされていることに気がついたということです。
警察は詐欺事件として捜査するとともに、お金に関する電話は詐欺を疑い、相手の指示には従わず警察や家族に相談するよう呼びかけています。
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