壁面に落書きされた、浦添城跡にある王墓「浦添ようどれ」＝3日、沖縄県浦添市（浦添市教育委員会提供）

　沖縄県警浦添署は4日、国指定史跡の浦添城跡（浦添市）にある王墓「浦添ようどれ」の壁面や近くのアーチ状門に、黒いスプレーのようなものでアルファベットや記号を描いた落書きが見つかったと発表した。署は文化財保護法違反の疑いで捜査する。

　署や市教育委員会によると、3日午後、王墓の歴史などを紹介する施設の職員が見つけた。付近の防犯カメラには同日午前、何者かが落書きしているような様子が写っていたという。

　浦添ようどれは13世紀ごろに築かれ、落書きがあったのは中山王・英祖王の墓。1989年に国指定史跡となった。

落書きされた、浦添城跡にある王墓「浦添ようどれ」近くのアーチ状の門＝3日、沖縄県浦添市（浦添市教育委員会提供）

鄭重声明：本文の著作権は原作者に帰属します。記事の転載は情報の伝達のみを目的としており、投資の助言を構成するものではありません。もし侵害行為があれば、すぐにご連絡ください。修正または削除いたします。ありがとうございます。