京都府警の白井利明本部長が部下に「殺すぞ」と発言したパワハラ問題について、坂井学国家公安委員長は4日の閣議後記者会見で「ハラスメント行為の防止等を推進する立場の人間が、このような行為をしたことは誠に遺憾だ」と述べた。

 その上で「都道府県警において、本部長の指揮や監督が適切に行われ、各種警察活動が士気高く行われるよう、しっかり警察を指導していきたい」と話した。

 白井本部長は8月、府警本部で部下からの説明内容に不満を示して「殺すぞ」と発言するなどした。警察庁は今月3日、パワハラに当たるとして長官訓戒の処分とし、14日付で長官官房付に異動させると明らかにした。更迭とみられる。

鄭重声明:本文の著作権は原作者に帰属します。記事の転載は情報の伝達のみを目的としており、投資の助言を構成するものではありません。もし侵害行為があれば、すぐにご連絡ください。修正または削除いたします。ありがとうございます。