宇部高校には、3日オーストラリア東部の都市、ニューカッスルにあるコタラハイスクールの生徒と教員、合わせて28人が訪れ、歓迎式が開かれました。

生徒たちは全員日本語を学んでいて、はじめに1人ずつ日本語で自己紹介をしました。

続いて、生徒会長の田中雅治さんが「私たちはオーストラリアの文化やスポーツに興味があるので、皆さんと話したいです」とあいさつしました。

これに対し、コタラハイスクールのソフィア・ハナンさんが、「日本と宇部の文化をたくさん習いたいです。皆さんは英語で頑張ってください。私たちは日本語で頑張ります」と述べました。

宇部高校とコタラハイスクールは、35年前に姉妹校となり訪問交流を続けていましたが新型コロナの影響で中断し、宇部高校には6年ぶりの訪問となりました。

山口県によりますと海外の学校と姉妹提携しているほかの県立高校でも、訪問交流を再開させる学校が増えているということです。

コタラハイスクールの生徒は今月6日まで宇部市に滞在し、ホームステイをしながら高校の授業に参加するということです。

宇部高校3年生の男子生徒は、「英語力や人間性を高めるよい機会になると思います。コタラの生徒と親友になりたいです」と話していました。

鄭重声明:本文の著作権は原作者に帰属します。記事の転載は情報の伝達のみを目的としており、投資の助言を構成するものではありません。もし侵害行為があれば、すぐにご連絡ください。修正または削除いたします。ありがとうございます。