電話番号は総務省が通信事業者に割り当てる仕組みとなっていて、現在、携帯電話では「090」、「080」、「070」から始まる番号が使われています。

このうち「090」と「080」から始まる番号はすべて割り当てられています。

スマートフォンの普及などを背景に、先月末の時点で割り当てられる残りの番号は、「070」から始まる530万件となっていて、電話番号の不足が懸念されています。

このため総務省は「060」で始まる番号の開放に向けて2日、「情報通信行政・郵政行政審議会」に諮問するとともに、一般からの意見の募集を始めることになりました。

総務省は審議会の答申と一般からの意見を踏まえて、決定することにしていて、早ければ12月中にも「060」の事業者への割り当てが始まる見込みです。

「060」の開放で、携帯電話の番号は3億6000万件に増えることになり、年内に実現すれば11年ぶりに新たな番号が加わる見通しです。

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