非常に強い台風18号は2日、南シナ海を北寄りに進んだ。3日にかけてゆっくりと北上し、暴風域を伴って台湾付近に進んだ後、5日ごろにかけて沖縄に接近する恐れがある。気象庁は高波や強風に警戒を呼びかけた。  気象庁によると、沖縄では4日にかけて、台風や周辺の暖かく湿った空気が流れ込んで大気の状態が非常に不安定となるため、大雨の可能性がある。進路や勢力によっては警報級の雨や大しけとなる恐れもある。  台風は2日午前3時の観測で「大型で猛烈な」から「非常に強い」に変わった。2日午後3時現在、南シナ海をゆっくりと北寄りに進んだ。中心から半径110km以内は風速25m以上の暴風域となっている。


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