来年4月から開催される大阪・関西万博は、半年の期間中、海外からの要人や観光客など、国内外から2800万人余りが訪れると見込まれています。

開催までおよそ半年となる中、大阪府警察本部に2日「万博警備対策室」が設置され、警察官およそ60人が出席して発足式が行われました。

はじめに岩下剛本部長が「万博の安全安心の確保や万博を標的とする違法行為への対策、要人の安全確保はもとより、観光地や繁華街における治安の確保も大きな責務だ。関係機関とも連携しながら対策の推進に力を発揮してほしい」と訓示しました。

続いて、対策室の室長が「ワンチームとなって課せられた使命に全身全霊で取り組み、万博警備の完遂に向け積極果敢に職務を執行します」と決意を述べました。

大阪府警察本部は、今後、部隊の訓練を重ねながら会場周辺の警備を強化するとともに、大規模な駅や空港、繁華街など多くの人が集まる「ソフトターゲット」と呼ばれる場所でのテロ対策を進めることにしています。

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