就任会見で記者の質問に答える平将明デジタル相=2日、デジタル庁で
◆デジタル大臣「日程通りやらせていただきたい」
平将明デジタル相は就任後会見で「さまざまな議論をする中で(廃止の)日程が決まったと承知している」と発言。マイナ保険証を持たない人には、資格確認書が送付される仕組みも整っているとして「従来の日程通りに進めていきたい」と、予定通り進める方針を改めて強調した。 【関連記事】「資格確認書」って何?【Q&Aで解説】 一方、総裁選期間中に現行保険証との併用も選択肢に挙げていた石破首相との考え方の違いを問われると、「『12月2日から全部マイナ保険証でいくんだ』ということには、それはちょっと選択肢があった方が良いんじゃないかということで発言をされたのでは」と言及。紙の選択肢として資格確認書が用意されていると再び述べ、「(首相との意見に)大きく齟齬(そご)はない」と答えた。平将明(たいら・まさあき)氏
東京都江戸川区生まれ。早稲田大学法学部卒業。民間企業を経て、家業の青果仲卸に入社、同社代表取締役社長。2005年衆院選で初当選した「小泉チルドレン」。デジタル分野に強く、自民党広報本部副本部長兼ネットメディア局長、内閣府副大臣(防災、IT政策、行政改革等を担当)などを務めた。旧石破派の創設メンバー。57歳。東京4区。衆院当選6回。
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