三重県の遊覧船の運航会社「志摩マリンレジャー」によりますと、2日午前9時45分ごろ、志摩市沖の英虞湾で遊覧船のエンジンが停止し、航行できなくなりました。
航行できなくなったのは「遊覧船エスペランサ」で、乗客131人と乗組員4人が乗っていて、いずれもけがをした人や体調不良を訴える人はいないということです。
会社によりますと、乗客らは順次、別の船で出発した賢島港に移動しているということです。
会社のホームページによりますと、この船は真珠養殖のいかだや、点在する島などをおよそ50分でめぐる遊覧船で、午前9時半ごろに賢島港を出発し、およそ15分後にエンジンが停止したということです。
会社によりますと、運航前の点検では異常はなかったということで、海上保安部などが詳しい状況を調べています。
「遊覧船エスペランサ」とは
遊覧船を運航する会社のホームページによりますと、この船は三重県志摩市の英虞湾にある賢島を出港し、真珠養殖のいかだや、点在する島などをおよそ50分でめぐる遊覧船で、定員は250人だということです。
1階と2階には、146席が設けられていて、3階にはデッキもあり、外に出ることができます。
船内には特別室や喫茶コーナーもあり、去年6月には、G7=主要7か国の交通相会合でも、各国の要人が乗船しました。
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