東京科学大が発足し、初代理事長の大竹尚登氏㊨と初代学長の田中雄二郎氏が記者会見に臨んだ(1日、東京都目黒区)

東京工業大と東京医科歯科大が統合した「東京科学大」が1日発足し、初代理事長に就いた大竹尚登氏は記者会見で「科学の進歩を担って社会に還元し、世界最高水準の科学系総合大学を目指す」と意気込みを語った。

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大竹氏は東工大で副学長などを歴任。新大学では経営トップとして、両校の強みを組み合わせた「医工連携」を進める。

教学を担う学長には、東京医歯大学長の田中雄二郎氏が就いた。田中学長は「医歯学と理工学を融合した教育プログラムを予定している。学際的な学びを促進し、学生が交流する機会を提供したい」と話した。

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