渋谷駅に直結するビルに移転して、30日、オープンしたのは、東京労働局の「マザーズハローワーク東京」です。

新しい施設は、ベビーカーに子どもを乗せたまま相談できるよう各窓口のスペースを従来よりも広げ、キッズスペースも拡充し、オンライン相談の専用ブースを2つに増やしました。

このハローワークには、仕事中の子どもの急な病気が不安だという声や、テレワークや短時間勤務ができる企業を知りたいという声が寄せられていて、希望に添えるよう求人情報を集め対応しているということです。

また、30日はオープンイベントが開かれ、タレントで子育て中のpecoさんがおよそ50人の母親を前に「私はすべてのことに60%で取り組み、いっぱいいっぱいにならないようにしている。子どもと毎日向き合うだけで今仕事している人もしていない人も100点満点だと思います」と話していました。

生後4か月の息子を連れて訪れた30代の女性は「子育て中の仕事探しはハードルが高いが、ここでは託児サービスがあるなど心強い。デジタルなど需要があるスキルを身につけて新たな挑戦をしてみたい」と話していました。

鄭重声明:本文の著作権は原作者に帰属します。記事の転載は情報の伝達のみを目的としており、投資の助言を構成するものではありません。もし侵害行為があれば、すぐにご連絡ください。修正または削除いたします。ありがとうございます。