名誉領事を務める神戸学院大の岡部芳彦教授=2月
ロシアの侵攻を受けるウクライナが、日本国内唯一となる名誉領事館を10月1日、神戸学院大ポートアイランドキャンパスに開設する。ウクライナ研究で知られ、兵庫県による支援にも携わる岡部芳彦経済学部教授が名誉領事を務め、専門書を所蔵する研究センターを併設。岡部教授は「情報発信や交流の拠点にしたい」としている。 名誉領事館は学術や文化の交流促進を目的に外務省の承認を受けて設置され、11月中にコルスンスキー駐日大使らを招いた開所式を開く予定。旅券発給などは行わず、ウクライナ文化を紹介する行事を主催していく。専門書約200冊をそろえた研究センターは誰でも利用でき、市民向け講演会も企画している。
鄭重声明:本文の著作権は原作者に帰属します。記事の転載は情報の伝達のみを目的としており、投資の助言を構成するものではありません。もし侵害行為があれば、すぐにご連絡ください。修正または削除いたします。ありがとうございます。