千葉 ナイトクラブ経営者ら5人逮捕 店では薬物中毒の搬送者も

逮捕されたのは、船橋市に住む韓国籍の李公康 容疑者（43）で、千葉県警は、29日未明、経営する千葉市中央区のナイトクラブ「GALAXY CLUB」をおよそ140人態勢で捜索しました。

警察によりますと、容疑者は深夜営業が禁止されている地域にもかかわらず午前0時以降に音楽を流すなどして客にダンスさせたり、酒を提供したりして店を営業したとして風俗営業法違反の疑いが持たれています。

従業員とみられるベトナム国籍の4人も合わせて逮捕されました。

店はベトナム出身者が多く利用しているとみられ、これまでに違法薬物の中毒症状による搬送者が複数出ていたほか、客どうしのトラブルも相次いでいたということです。

しかし、店に通じる階段の上り口では客をチェックするなどしていて店内の状況がわからない状態が続いていたということです。

警察は、捜索で押収した資料を分析するなどして営業の実態について詳しく調べることにしています。

警察は捜査に支障があるとして、経営者らの認否を明らかにしていません。