石川県輪島市町野町の海岸沿いにある食堂「今新」は、今回の記録的な大雨で近くの山の斜面が崩れ、店の手前の道路にも多くの土砂が堆積しています。
食堂の近くには直径2メートル程の穴から夕日が差し込む珍しい景色が人気だった観光名所「窓岩」がありましたが、能登半島地震で大きく崩れ、訪れる人が減ってしまったということです。
食堂自体も断水などの影響で1月から営業を停止していましたが、食堂を営む奥野優さんとつる子さんの夫婦は店の片づけを進め、来月からの営業再開を目指していたということです。
そのやさきに大雨の被害を受けたということで、妻のつる子さんは「窓岩がなくなり、さらに大雨の被害も続いたのは地域にとっても大きなショックでした」と話していました。
一方で夫の優さんは「道路の復旧が進めば店を再開できる。頑張って来年の春にはオープンさせてお客さんの喜ぶ顔が見たいです」と話していました。
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