NTT西日本の子会社で働いていた元派遣社員の男(64)が900万件を超える顧客情報を不正に持ち出した事件に絡み、情報の売却先とされる名簿業者が事件発覚前に虚偽の報告をしていたとして、政府の個人情報保護委員会が個人情報保護法違反容疑で、業者と取締役を岡山県警に刑事告発していたことが27日、県警などへの取材で分かった。受理は13日付。
刑事告発したのは名簿業者「中央ビジネスサービス」(東京)。事件発覚前の2023年8月、同法に基づき個人情報保護委に報告を求められた際「22年4月~23年6月の期間、第三者から個人データの提供を受けた実績はない」と虚偽の返答をしたとしている。
鄭重声明:本文の著作権は原作者に帰属します。記事の転載は情報の伝達のみを目的としており、投資の助言を構成するものではありません。もし侵害行為があれば、すぐにご連絡ください。修正または削除いたします。ありがとうございます。