ことし5月、伊勢崎市の国道で、トラックが対向車線の乗用車に突っ込んで、乗用車に乗っていた
▽前橋市の会社員の塚越寛人さん(26)と
▽息子の湊斗くん(2)
▽それに湊斗くんの祖父の※塚越正宏さん(53)が死亡し、トラック運転手の鈴木吾郎被告(69)が、今月、過失運転致死傷の罪で起訴されました。

遺族は27日、弁護士とともに前橋地方検察庁を訪れ、要望書を提出しました。

要望書の中で遺族は、被告はトラックを蛇行させるなど異常なハンドル操作をし、血液からは基準値を超えるアルコールが検出されていたことなどから、事故は脇見運転やハンドル操作の誤りによるものではないと指摘としています。

そのうえで、アルコールの影響によって正常な運転が困難な状態に陥っていたとして、より刑の重い危険運転致死傷の罪に起訴の内容を変更するよう求めています。

要望書を提出した後、遺族は「検察官からは起訴内容を変更できるように努力すると話があった。このままの起訴内容でいくのは到底納得できない。しっかりと見届けたい」と話していました。

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