逮捕されたのは、いずれも指定暴力団・稲川会系の暴力団幹部、野武宏充容疑者(49)と吉原眞樹容疑者(54)です。
警視庁によりますと去年9月、都内のマンションで、覚醒剤のようなものおよそ0.2グラムを客に1万円で売ったとして、麻薬特例法違反の疑いがもたれています。
警視庁は、東京・大田区の蒲田駅周辺で、暴力団が関与した覚醒剤密売が行われているという情報を得て、捜査を進めてきました。
野武容疑者らが所属する組織が、蒲田駅周辺などで、15年以上前から薬物の密売を続け、少なくとも月に300万円ほどを売り上げていたとみて調べています。
これまでの捜査で、野武容疑者らが管理する携帯電話で客から注文を受け、指示を受けた配下の組員らが出向いて薬物を販売していたとみられるということです。
警視庁は容疑者の認否を明らかにしていません。
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