58人が死亡、5人が行方不明となった2014年の御嶽山(岐阜、長野県、3067m)の噴火から10年となる27日、当時救助活動に当たった岐阜県下呂市の山岳救助隊員らが、活動拠点となった9合目の山小屋「五の池小屋」まで登り、犠牲者を追悼した。  当時、同隊で活動した青木幹典さん(56)は噴火翌日の午前4時半ごろ麓の施設を出発、「正確な状況がわからないまま五の池小屋に向かった。すれ違った人たちは灰まみれでびっくりした」と振り返る。鎖骨を折った女性をストレッチャーに乗せ運んだ。現在も隊員を務め、「御嶽山が活火山であることや、適切な登山装備や危険箇所の周知に努めていきたい」と語った。


鄭重声明:本文の著作権は原作者に帰属します。記事の転載は情報の伝達のみを目的としており、投資の助言を構成するものではありません。もし侵害行為があれば、すぐにご連絡ください。修正または削除いたします。ありがとうございます。