天皇皇后両陛下と長女の愛子さまは、元日の能登半島地震からの復旧復興への歩みを進める中で、今回の大雨によって大きな被害が生じ、多くの人たちが被災したことに心を痛めていて、25日に側近を通じて石川県の馳知事に、犠牲者を悼む気持ちや被災した人たちへのお見舞いの気持ち、それに、災害対応に尽力している人たちへのねぎらいの気持ちなどを伝えられたということです。
両陛下は、ことし3月と4月に、能登半島地震で甚大な被害を受けた石川県を訪問して被災した人たちを見舞われていて、愛子さまも28日から2日間の日程で訪問して、志賀町と七尾市で復興状況を視察する予定でしたが、大雨による被害を受けて訪問をとりやめられました。
側近は、報道陣の取材に対し、「愛子さまは、可能な状況になれば石川県においでになりたいというお気持ちだと拝察されるが、甚大な被害が生じ、今なお行方不明者の捜索が続いている現時点では、未定としか言いようがない」と述べました。
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