噴水の完成イメージ=東京都港湾局提供
◆「ソメイヨシノ」をモチーフに
都港湾局によると、噴水の整備費や維持管理費は精査中。公園内の水域に高さ150メートルの噴水と、都の花である「ソメイヨシノ」をモチーフにした横幅250メートルの噴水を組み合わせる。レインボーブリッジや東京タワーの景観を背景に、音楽と光で演出する噴水ショーを展開し、国内外にアピールするという。完成は来年度末の予定。 財源をただした大松成議員(公明)らの質問に、松川桂子港湾局長は「臨海副都心の魅力をさらに磨き、一層のにぎわいを創出することは地域の発展に重要。一般会計ではなく、埋め立て地売却などによる収入を財源とする臨海地域開発事業会計を活用する」と述べた。噴水の完成イメージ=東京都港湾局提供
◆「暮らしの支援にお金を使ってほしい」
戸谷英津子議員(共産)は、プロジェクションマッピングに「暮らしの支援にお金を使ってほしい」などの批判があり、噴水についても「整備や維持管理費を示さずに造るのが許されるのか」と指摘した。(奥野斐) 鄭重声明:本文の著作権は原作者に帰属します。記事の転載は情報の伝達のみを目的としており、投資の助言を構成するものではありません。もし侵害行為があれば、すぐにご連絡ください。修正または削除いたします。ありがとうございます。