石川県能登地方の記録的豪雨で、県は23日、死者が7人になったと発表した。負傷者は12人となった。消防や警察、自衛隊は行方が分からなくなっている人の捜索を続けた。

県の集計によると、死者は輪島市6人、珠洲市1人。行方不明は珠洲市と能登町で計2人。負傷者は珠洲市9人、能登町3人で、輪島市は調査中としている。このほか県は23日午後4時現在の安否不明者として、4人の氏名などを公表した。

避難している人は輪島市で536人、珠洲市で92人など計632人となっている。避難所も各地で開設されている。

金沢地方気象台は23日、能登地方では土砂災害の危険度が高い状態が続いているところがあるとし、24日昼前まで河川の増水に注意するようよびかけた。〔共同〕

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