北海道の南東沖から千葉県沖にかけての「日本海溝」沿いには、「S-net」と呼ばれる地震と津波の観測網が整備され、気象庁が緊急地震速報の発表に活用しています。
気象庁によりますと、この観測網の一部で保守点検作業が24日から11月にかけて行われることになり、24日から合わせて8日間、観測網の近くで地震が起きた場合、緊急地震速報の発表が最大で15秒程度遅くなる可能性があるということです。
発表が遅くなる可能性がある期間は
▽岩手県から宮城県の沖合の観測点では24日と25日、
▽青森県から岩手県北部の沖合では10月7日と8日、
▽北海道から千葉県にかけての、およそ200キロから300キロ沖合では11月5日と6日、
▽北海道釧路市から青森県の沖合では11月18日と19日
です。
時間帯はいずれも午前9時半すぎから午後5時ごろにかけてです。
地震が起きたあとに発表される津波の注意報や警報に影響はないとしています。
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