さいたま市によりますと先月、市内を流れる藤右衛門川のうち、南区太田窪で水を採取して調べたところ、有機フッ素化合物の「PFAS」の一種、「PFOS」と「PFOA」が国が示す暫定目標値の3倍となる濃度で検出されました。
市がこの川につながっている下水管「天王川雨水幹線」などを調べたところ上流に4キロ余り離れた浦和区上木崎で2つの物質が国が示す暫定目標値の240倍となる濃度で検出されたということです。
市によりますと、流域で水道水として取水は行われておらず、周辺にある水道局の浄水場でも検出されていないことなどから健康への影響はないと考えられるとしています。
市は関係機関と連携して、原因を特定する調査を行うことにしています。
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