東京メトロは18日、列車の車輪と車軸からなる「輪軸」の組み立て作業で、社内で定めた基準を超す圧力をかけていた車軸が225本あったと明らかにした。  車軸の組み立てを東京メトロに委託している東葉高速鉄道で2本、埼玉高速鉄道で6本の車軸が基準値を超えていることも判明した。東京メトロによると、車軸組み立て作業をしていたグループ会社が記録を手動で書き換える不正があったという。  輪軸の組み立て作業を巡っては、JR貨物が車軸に日本産業規格(JIS)の基準を超す圧力がかかってもデータを改ざんするなどの不正をしていた問題が発覚した。


鄭重声明:本文の著作権は原作者に帰属します。記事の転載は情報の伝達のみを目的としており、投資の助言を構成するものではありません。もし侵害行為があれば、すぐにご連絡ください。修正または削除いたします。ありがとうございます。