能登半島地震で被害を受けた石川県輪島市で17日、被災した中小事業者を対象とした仮設店舗・事務所の入居公募説明会があった。入居は来年1月からで賃料は無料、入居期間は最長3年。その間に事業の本格復旧を目指してもらう。
説明会には9人が参加。朝市通りで喫茶店を営んでいた大下正一さん(66)は自宅兼店舗が使えなくなった。「年なので、再建までに月日がたってしまうと厳しい」と打ち明け、早期の再開を希望した。
公募は広さ約30平方mの平屋建てが4区画で、4事業者を超えると抽選になる。輪島市は「希望者全員が入居できるようにしたい」と説明。追加の施設も検討している。
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