日野市の動物園「多摩動物公園」では、今月3日の午後1時20分ごろ「インドサイ」の赤ちゃんが生まれました。

動物園で撮影された動画には出産の瞬間が映し出されていて、誕生から20分ほどで赤ちゃんが自ら立ち上がる様子や、授乳する親子の様子が確認できます。

動物園によりますと、国内でインドサイの赤ちゃんが誕生したのはこの母親が別の園で出産した事例も含めてこれで8例目で、多摩動物公園としては50年ぶりとなります。

インドサイはIUCN=国際自然保護連合のレッドリストで絶滅の危険が増大している種に指定されていて、園では繁殖に取り組んでいました。

当面の間は体調管理のため、親子とも一般公開はされず、公開の日程が決まり次第、園の公式サイトなどで知らせるということです。

多摩動物公園は「飼育係も緊張して出産を迎えましたが、無事に生まれてほっとしています。母親のインドサイは出産経験があるからか非常に落ち着いており、子どもも元気にミルクを飲んでいます。慎重に飼育していきたいです」とコメントしています。

鄭重声明:本文の著作権は原作者に帰属します。記事の転載は情報の伝達のみを目的としており、投資の助言を構成するものではありません。もし侵害行為があれば、すぐにご連絡ください。修正または削除いたします。ありがとうございます。