栃木県の宇都宮市と隣の芳賀町を結ぶLRTは、全国で初めてすべての線路を新設して去年8月に開業し、運行会社の「宇都宮ライトレール」によりますと開業から1年と2週間余りがたった12日、累計の利用者数が500万人に達しました。
13日はこれを記念して始発の「宇都宮駅東口」停留場のホームで記念品が配られ、運行会社の職員たちが「いつもご利用ありがとうございます」などと声をかけながら、通勤や通学の利用者に限定のカードやLRTの焼き印が押されたどら焼きを渡していました。
宇都宮ライトレールによりますとLRTの利用者数は、開業直後から当初の想定を上回って推移し、累計で500万人に達したのは想定より3か月以上、早くなったということです。
通学に利用しているという高校2年の女子生徒は「LRTはいつも行きも帰りも満員で、生活になじんできていると感じています」と話していました。
宇都宮ライトレールの岩森隆夫経営企画課長は「次は1000万人を目指して、安心で安全な運行ができるように努力していきたい」と話していました。
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