トイレなどで複数の女性を盗撮したとして、性的姿態撮影処罰法違反(撮影)罪などに問われた鹿児島県警枕崎署の元巡査部長鳥越勇貴被告(33)に鹿児島地裁(川口洋平裁判官)は10日、懲役2年、執行猶予3年(求刑懲役2年)の判決を言い渡した。国家公務員法違反罪で起訴された前生活安全部長本田尚志被告(61)は、この捜査を巡り野川明輝本部長が隠蔽を指示したと主張している。  県警によると、昨年12月に被害女性が枕崎署に相談し、鳥越被告が関与した疑いが浮上した。報告を受けた本部長は警察官の不祥事で通常行う自身の指揮とせず、署による捜査を指示した。


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