消費者安全調査委員会(消費者事故調)は25日、運動不足解消やダイエット目的として1対1で指導を受ける「パーソナルトレーニング」に関する調査で、骨折などの重傷も含めて過去6年間で計209件の事故情報があったと発表した。2023年5月から実態調査を進めており、さらに事実確認や分析を行う。

 消費者事故調によると、消費者庁と国民生活センターが共同運用するデータバンクに寄せられた18~23年のスポーツジムなどにおける事故情報は505件。うち209件がパーソナルトレーニング関連で、背骨や腰椎を骨折した事案もあった。男女別では女性が約9割を占め、年代別では40代が最も多かった。

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